新型コロナワクチン、3回目の接種率が、ようやく「60%」に到達

[2022/6/8 00:00]

ようやく「60%」に

新型コロナウイルスワクチンの3回目を接種を終えた人が「60%」を超えました。

3回目のワクチン接種は2021年12月1日に始まり、2022年6月7日の時点で「7,592万5,274回」に達しました。

これは全国の人口に対して「60.0%」にあたります。

なお、65歳以上の高齢者に限ると、接種率は「89.3%」で、もうすぐ90%に届きます。

いまからでも接種を

3回目の接種は、12歳以上で、2回目の接種が終わってから6カ月以上が経過した人が対象となっています。

現在、東京などでは、第6波の流行が、ダラダラと終わらない状態が続いています。

その原因の一つに、3回目の接種率が、2回目に比べて低いことも挙げられています。

2回目の接種率は「80.7%」ですから、3回目は20%も低いのです。

まだ3回目の接種をしていない人は、自分や家族への感染を防ぐために、前向きに接種を検討してください。

5月末からは、「ファイザー」と「モデルナ」に加えて、「ノババックス」のワクチンも選べるようになりました。

4回目は対象者が限定される

なお、4回目の接種は、6月7日時点で「1万3,711回」しかなく、まだ1%に届いていません。

4回目の接種は、3回目接種から5カ月以上が経過しているという条件があり、これを満たしている人が少ないのです。

また、4回目の接種は対象者が「60歳以上」または「18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する人」に限られています。

多くの人を対象としていた3回目までに比べると、接種率は、ずっと低くなるでしょう。

[シニアガイド編集部]