副業で増える収入は月に「5~10万円」。用途は「生活費」と「自由に使えるお金」

[2022/6/29 00:00]

2つ以上の仕事をしている人へのアンケート

求人サイト「エンバイト」が、2つ以上の仕事を持つことについてのアンケート結果を公開しています。

2つ以上の仕事をこなすことは、「かけもち」「Wワーク」「副業」などと呼ばれますが、この記事では「副業」と呼びます。

月収は「5~10万円」の増加

副業による収入について聞いています。

副業によって増えた「月収」は、「5万円~10万円未満」が一番多くなっています。

ほとんど差がなく、「3万円~5万円未満」と「1万円~3万円未満」が続きます。

つまり、副業によって増えるのは1万円から10万円の間という人が多く、それ以上の収入を上げている人は限られています。

出典:エンバイトのデータをもとに編集部が作成

「3カ月以上」続けている人が多い

副業の期間について聞いています。

一番多いのは「3カ月以上」で、5割を超えています。

つまり、2つ以上の仕事を長期間に渡って、同時に行なっている人が多いことが分かります。

ただし、「1日のみ」や「2日~10日以内」という人も、2割ほどいます。

本業+短い期間の副業という働き方をしているのでしょう。

出典:エンバイトのデータをもとに編集部が作成

収入が増える点を評価

副業のメリットを聞いています。

一番多いのは「生活費の足しになった」でした。

次も「自由に使えるお金が増えた」で、収入が増えたことをメリットとする人がほとんどです。

出典:エンバイトのデータをもとに編集部が作成

体調とスケジュールの管理が大変

副業で大変だったことを聞いています。

一番多い回答は「体調管理」でした。

次が「スケジュール管理」、そして「仕事探し」が続きます。

出典:エンバイトのデータをもとに編集部が作成

両立のためには時間管理が重要

副業の仕事探しでは、どんな条件を重視しているのでしょうか。

一番多いのは、「シフトの融通が利く」でした。

本業やプライベートとの兼ね合いもあって、働く時間を選ぶことに苦労しているようです。

そして、「隙間時間・短時間でできる」と「"1日のみ"など働く期間が決まっている」など、働き方がシンプルで分かりやすいことが求められています。

本業と副業を両立させるためには、副業のスケジュールが管理しやすいことが重要なのです。

[シニアガイド編集部]