4回目のワクチン接種を「医療従事者」と「高齢者施設の従事者」に拡大
[2022/7/16 00:00]
4回目の接種の対象を拡大
岸田文雄首相は、新型コロナウイルス感染症ワクチンの4回目の接種対象を、「医療従事者」と「高齢者施設の従事者」に拡大すると発表しました。
接種の日程は、「自治体と連携して、来週以降、速やかに接種を進める」としています。
これは、東京都を始めとする新型コロナの新規陽性者数の増加を受けたものです。
現在は「60歳以上」などに限定
現在、4回目のワクチン接種は、「60歳以上の人」または「18歳以上60歳未満で、重症化リスクが高いと医師が認める人」を対象としています。
3回目までの接種に含まれていた「医療従事者」と「高齢者施設の従事者」が対象となっておらず、関係者から不安の声が上がっていました。
2月までに接種していれば、7月中に接種可能
なお、4回目のワクチン接種は、3回目の接種の5カ月後から可能となります。
例えば、2022年2月28日に3回目の接種をしていれば、7月28日から4回目の接種が可能となります。
「医療従事者」と「高齢者施設の従事者」は、早い時期に3回目の接種を行なっているため、4回目の接種が可能になれば、多くの関係者がすぐに接種できると思われます。