地震や台風に備えて準備しているのは「水」と「食料」
[2022/9/1 00:00]
防災備蓄についてのアンケート
医療機器メーカーの日本トリムが、「防災備蓄」に関するアンケート結果を公開しています。
「防災備蓄」とは、地震や台風などの災害に備えて、水や食料などを蓄えておくことを言います。
2022年8月に行なわれたインターネット調査には、全国の成人男女250人が回答しています。
「備蓄が必要」が9割以上
「防災のための備蓄が必要だと思う」人は、9割を超えています。
ほとんどの人は、災害に備えて、なんらかの用意が必要と思っています。
8割は「備蓄が不十分」と感じている
しかし、「自宅の防災備蓄は不十分」と感じている人が8割を超えます。
つまり、防災備蓄の必要性は感じていても、実際に準備できている人は多くありません。
備蓄している人が多い「水」と「食料」
では、実際に防災備蓄を用意している人は、どんな準備をしているのでしょうか。
一番多い回答は「水」でした。
「準備ができている」と回答した144人の9割以上が、「水」を用意しています。
次に多いのが「レトルト食品」「缶詰」「インスタント食品」などの食料です。
「レトルト食品」や「インスタント食品」は、専用に備蓄しておくと、消費期限が切れてしまいがちです。
普段から少し多めに用意しておき、使った分だけ新しく買い足していく「ローリングストック」が有効でしょう。
まず、「ローリングストック」から始めよう
9月1日は「防災の日」です。
この日は、1923年に発生し、多数の死者が出た「関東大震災」が起きた日です。
また、台風が多いとされる「二百十日」にもあたります。
地震や台風に対する準備を始めるには、良い機会と言えるでしょう。
まずは、「水」や「レトルト食品」を少し多めに準備する「ローリングストック」から始めましょう。