東京都、新型コロナの後遺症の資料と、相談できる病院のリストを公開
[2022/9/12 00:00]
新型コロナの後遺症
東京都が、新型コロナウイルス感染症の後遺症について、対策を進めています。
新型コロナの後遺症は、「倦怠感」や「咳(せき)」などが多く、コロナ自体が治ってからも、長期間に渡って症状が続きます。
また、「ブレインフォグ」という「頭の中に霧がかかったような状態」が続き、「頭がボーっとする」などの症状を訴えて、日常生活に差し支える場合もあります。
新型コロナは、オミクロン株になってから症状が軽くなり、重症化率も下がりましたが、重い後遺症に悩まされる人が多く、問題となっています。
基本的な症状を紹介するリーフレット
このような後遺症の症状を紹介するために、東京都がリーフレット(2つ折りのチラシ)を公開しています。
リーフレットでは、後遺症の主な症状や、相談窓口の紹介が、コンパクトにまとめられています。
「後遺症かな!?」と思ったら、まず、このリーフレットを読んでください。
自分の症状を把握した上で、相談できる病院を探しましょう。
リーフレットは、A4 4ページのPDF形式ですが、見開きのデータも用意されているので、A3用紙の裏表に両面印刷することもできます。
相談できる病院のリストを公開
では、新型コロナの後遺症は、どこに相談すれば良いのでしょうか。
自分のかかりつけ医がいる場合は、そちらで大丈夫です。
かかりつけ医がいない場合は、東京都のホームページで、後遺症の相談ができる病院のリストが公開されています。
リストは、PDFやExcelの形式で用意されていますが、スマホとパソコンで見られる地図も公開されました。
自宅や勤務先など、自分の都合の良い場所で、相談できる病院を探してください。