オミクロン株対応ワクチンの接種が200万回を超える

[2022/10/19 00:00]

ほぼ1カ月で200万回を接種

オミクロン株対応ワクチンの接種回数が、200万回を超えました。

オミクロン株対応ワクチンは、2022年9月20日に接種が始まり、10月17日の時点で「221万5,563回」に達しました。

首相官邸のデータをもとに編集部が作成

現役世代の接種が多い

オミクロン株対応ワクチンは、接種できる人の範囲が広いのが特徴です。

「12歳以上で、2回目の接種から5カ月以上を経過」していれば、誰でも接種できます。

そのため、これまで接種の中心だった、「65歳以上の高齢者」が25%しかいません。

逆に言えば、新型コロナの感染を避けたい現役世代の接種が多くなっています。

首相官邸のデータをもとに編集部が作成

「4回目」として接種している人が多い

オミクロン株対応ワクチンは、「3回目」「4回目」「5回目」として、接種できます。

一番多いのは「4回目」としての接種で、全体の90%を占めています。

「5回目」として接種している人は、まだ14人しかいないので、比率としては0%と表示されています。

首相官邸のデータをもとに編集部が作成

「ファイザー」の「BA.1対応型」が中心

オミクロン株対応ワクチンは、現時点では3種類が使用されています。

一番多く使用されているのが「ファイザー」の「BA.1対応型」です。

これが、全体の8割以上を占めています。

次に多いのが「モデルナ」の「BA.1対応型」で1割ほど。

2022年10月13日に使い始められたばかりの「ファイザー」の「BA.4-5対応型」は、まだ1%もありません。

なお、「BA.1対応型」と「BA.4-5対応型」は、接種会場によって分かれており、自分で選ぶことはできません。

また、「ファイザー」は12歳以上、「モデルナ」は18歳以上という年齢制限の違いもあります。

なお、高齢者に向けて、インフルエンザワクチンと同時に接種できる会場も増えています。

接種を予約するときに、インフルエンザワクチンについても、接種できないか確認してください。

首相官邸のデータをもとに編集部が作成
[シニアガイド編集部]