オミクロン株対応ワクチンの接種が200万回を超える
ほぼ1カ月で200万回を接種
オミクロン株対応ワクチンの接種回数が、200万回を超えました。
オミクロン株対応ワクチンは、2022年9月20日に接種が始まり、10月17日の時点で「221万5,563回」に達しました。
現役世代の接種が多い
オミクロン株対応ワクチンは、接種できる人の範囲が広いのが特徴です。
「12歳以上で、2回目の接種から5カ月以上を経過」していれば、誰でも接種できます。
そのため、これまで接種の中心だった、「65歳以上の高齢者」が25%しかいません。
逆に言えば、新型コロナの感染を避けたい現役世代の接種が多くなっています。
「4回目」として接種している人が多い
オミクロン株対応ワクチンは、「3回目」「4回目」「5回目」として、接種できます。
一番多いのは「4回目」としての接種で、全体の90%を占めています。
「5回目」として接種している人は、まだ14人しかいないので、比率としては0%と表示されています。
「ファイザー」の「BA.1対応型」が中心
オミクロン株対応ワクチンは、現時点では3種類が使用されています。
一番多く使用されているのが「ファイザー」の「BA.1対応型」です。
これが、全体の8割以上を占めています。
次に多いのが「モデルナ」の「BA.1対応型」で1割ほど。
2022年10月13日に使い始められたばかりの「ファイザー」の「BA.4-5対応型」は、まだ1%もありません。
なお、「BA.1対応型」と「BA.4-5対応型」は、接種会場によって分かれており、自分で選ぶことはできません。
また、「ファイザー」は12歳以上、「モデルナ」は18歳以上という年齢制限の違いもあります。
なお、高齢者に向けて、インフルエンザワクチンと同時に接種できる会場も増えています。
接種を予約するときに、インフルエンザワクチンについても、接種できないか確認してください。