東京都の新型コロナ陽性者が24%も増加。次の流行の始まりか

[2022/10/22 00:00]

増加に転じた新規陽性者数

東京都の新型コロナウイルス感染症の新規陽性者が、増加に転じました。

「第7波」の新規陽性者は、2022年8月をピークとして、下がり続けていました。

しかし、10月19日に公開された1週間平均の新規陽性者は「3,396人」で、1週間前に比べて、24.5%も増えました。

海外でも、新規陽性者が増え始めており、次の流行の始まりとなる可能性があります。

出典:東京都

療養中の人が4千人以上も増加

また、検査が陽性となって療養中の人も「23,791人」になりました。

これは、先週よりも4千人以上増えています。

出典:東京都

流行の中心は「BA.5」

なお、東京都の新型コロナウイルスは、「オミクロン株」の「BA.5」が流行の中心です。

「BA.5」の割合は、10月の時点で「95.2%」を占めており、他の変異株や亜系統を圧倒しています。

出典:東京都

ワクチンの接種間隔は「3カ月」に短縮

次の流行も「BA.5」になるのか、新しい変異株や亜系統が登場するのか、いまの時点では分かりません。

ただ、「BA.5」以外のウイルスになった場合でも、新型コロナの予防方法は変わりません。

人混みを避け、マスクを着用し、手をよく洗うという基本を守って、感染予防に努めてください。

また、この冬の流行に備えて、10月19日に、ワクチンの接種間隔が「5カ月」から「3カ月」に短縮されました。

「12歳以上で、2回目の接種から3月以上を経過している」ならば、接種券の到着を待って、オミクロン株対応ワクチンの接種を検討してください。

[シニアガイド編集部]