新型コロナワクチンの接種間隔を3カ月に短縮。年内の接種を推奨

[2022/10/24 00:00]

前の接種から「3カ月」に短縮

厚労省は、新型コロナワクチンの接種間隔を、「5カ月以上」から「3カ月以上」に短縮しました。

これにより、9月までに従来型ワクチンの接種を受けた人も、年内に「オミクロン株対応ワクチン」の接種が受けられるようになりました。

厚労省がワクチンの接種間隔を短縮したのは、新型コロナウイルス感染者数が、全国で増加しはじめたためです。

ワクチンを接種することで、新型コロナに感染しにくくなり、感染した場合も症状を抑えることができます。

厚労省では、感染の拡大を防ぐために、できるだけ多くの人が年内に接種することを勧めています。

「接種券」の発送は市区町村ごとに

今回、接種される「オミクロン株対応ワクチン」の対象者は「2回目の接種が完了している12歳以上の人」です。

そして、ワクチンの接種には「接種券」が必要です。

「接種券」の発送は、もよりの市区町村に任されており、自治体によって発送日が異なります。

例えば、東京都台東区では、前回の接種が「7月」と「8月」の人は10月31日に、「9月」の人は11月中旬に「接種券」が発送されます。

もよりの市区町村のホームページで、「接種券」の発送日と、接種の予約方法を確認してください。

インフルエンザワクチンの同時接種も可能

なお、この冬は、季節性インフルエンザも流行する可能性が高いとされています。

「オミクロン株対応ワクチン」とインフルエンザワクチンは、同時に接種することができます。

症状が重くなりやすい高齢者は、インフルエンザワクチンも同時に接種することを検討してください。

例えば、東京都では「65歳以上の人と、60歳から64歳で基礎疾患がある人」は、インフルエンザワクチンの接種が無料で行なえます。

インフルエンザワクチンの補助についても、もよりの自治体のホームページで確認してください。

出典:厚労省
[シニアガイド編集部]