東京都の新型コロナ感染者が30％も増加。BA.5の再燃に注意
[2022/11/7 00:00]
10月後半から増加に転じる
東京都の新型コロナウイルス感染症の新規陽性者が、増加しています。
11月2日時点の1週間平均の新規陽性者は「4,306人」で、1週間前に比べて、30%も増えました。
新規陽性者は、10月下旬に底を打ち、再び増加に転じています。
300人以上増えた入院患者
入院患者数も増加しています。
11月2日時点の入院患者数「1,654人」で、前の週から300人以上増えました。
また、酸素投与が必要な患者も、20人増えて「216人」に増加しました。
そして、1週間に「30人」の死者が出ています。
これまで通りの予防手段をていねいに
現在の流行は、「オミクロン株」の「BA.5」が9割以上を占めています。
つまり、新しい変異株や亜系統が登場したのではなく、いったん治まりかけたBA.5による流行に、再び火が付いた状況です。
したがって、予防手段についても、新しいことをする必要はありません。
これまで通りの予防手段をていねいに行なってください。
例えば、人混みを避けて行動し、室内では換気に気をつけましょう。
外出時はマスクを着用し、自宅に戻ったら、手洗いをしてください。
オミクロン株対応の新型コロナワクチンの接種も始まっています。
手元に「接種券」が届いたら、ワクチンの接種を検討してください。
そして、新型コロナウイルスへの感染が疑われる場合は、対応してくれる医療機関へ連絡を取りましょう。
