東京都で新しい亜系統が増加。3週間連続で感染が拡大
[2022/11/19 00:00]
「BA.5」以外の亜系統が増加
東京都の新型コロナウイルス感染症の状況が変わりつつあります。
東京都では、2022年7月から「オミクロン株」の「BA.5」という亜系統が流行の中心となってきました。
しかし、10月下旬から、同じ「オミクロン株」の「BF.7」や「BQ.1.1」という新しい亜系統が増え続けています。
11月初旬には、「BA.5」の割合が「76.6%」まで減りました。
「BA.5」よりも感染力が強い新しい亜系統に、流行の主役が入れ替わることで、新型コロナの流行が拡大する怖れがあります。
3週間連続で感染が拡大
東京都では、PCR検査による新規陽性者が、3週間連続で増加しています。
11月16日には、1週間の平均で「8,019人」の新規陽性者が発生しました。
これを受けて、感染状況の判定が、4段階の上から2つ目の「感染が拡大している」に上げられました。
東京都では「基本的な感染防止対策を継続するとともに、ワクチン接種を促進する必要がある」としています。
現在、都内では「オミクロン株対応ワクチン」の接種が行なわれています。
「12歳以上」で、「2回目の接種から3カ月以上経過」していれば、接種ができます。
手元に接種券が届いている人は、前向きに接種を検討してください。