自分の介護は、「自宅」より「施設」、「家族」より「第三者」を希望

[2022/12/18 00:00]

自分の介護についてのアンケート

生命保険会社の朝日生命が、「老後・介護に関する意識調査」の結果を公開しています。

2022年9月から10月にかけて行なわれたインターネット調査には、全国の25~64歳の男女2,647人が回答しています。

この記事では、自分の介護についての結果を紹介します。

「介護が必要になりそう」は7割

「自身が将来介護が必要な状態になるかもしれない」と思う人は、68.7%でした。

ほぼ7割の人が、将来、介護が必要になると想像しています。

出典:朝日生命

介護をしてほしい」のは第三者

「中心になって介護をしてもらいたい人」は、ヘルパーなどの「第三者」が最多でした。

つまり、家族や親族ではなく、金銭的な契約による業者を希望する人が多いのです。

次は「わからない」で、家族は三番目以降になります。

出典:朝日生命

自宅よりも介護施設を希望

また、「介護を受ける場所と形」についても、「介護施設に入居する」が最多でした。

50%以上の人が「施設」を希望しています。

そして、「在宅で家族に介護してもらう」と「在宅で家族以外に介護してもらう」が20%前後で続きます。

出典:朝日生命

心配なのは「資金不足」

「介護が必要になったときに不安な点」は、「資金不足」が最多でした。

次に多いのが「家族や親族に負担をかけること」です。

出典:朝日生命

介護費用についてのイメージがない

最後に「必要となる介護費用」を聞いています。

一番多い回答は「わからない」でした。

金額は、「10万円未満」から「2,001万円以上」まで、まんべんなく挙がっています。

介護に必要な金額のイメージができていないのでしょう。

出典:朝日生命
[シニアガイド編集部]