人気の大型犬は「ゴールデン・レトリバー」。飼う上で大変なのは「お金」
大型犬のオーナーへのアンケート
ペット保険の情報サイト「MOFFME(モフミー)」が、「大型犬に関する意識調査」の結果を公開しています。
2022年10月に行なわれたインターネット調査には、大型犬を飼っている105人が回答しています。
回答者数は少なめですが、大型犬を飼うことのリアルな状況が分かる結果となっています。
人気の犬種は「ゴールデン・レトリバー」
犬種で一番多いのは「ゴールデン・レトリバー」でした。
次が「ラブラドール・レトリバー」で、人気の犬種が続きます。
3位は「雑種」、4位が「秋田犬」でした。
入手先は「ペットショップ」か「ブリーダー」
大型犬の入手先で一番多いのは「ペットショップ」です。
そして、「ブリーダー」「知人から」が続きます。
この3つで9割以上を占めています。
それなりの金額が必要
大型犬の価格は、「ペットショップ」では「10~20万円」、「ブリーダー」では「21~30万円」が最多でした。
全体的に、「ブリーダー」の方が、やや高めでした。
いずれにしても、大型犬を飼い始めるには、ある程度の金額が必要です。
大変なのは「お金」
「大型犬を飼ったことで大変だったこと」を聞いています。
一番多い回答は「お金がかかる」でした。
半分以上の人がこれを挙げており、手に入れてからも、それなりの負担が必要であることが分かります。
2位以下は「運動量が多い」や「ご飯の量が多い」が続きます。
回答者からは、「大型犬は体が大きいので食費がかなりかかります。体のケアも自分でやるには根気がいります。色んな物を壊すのは日常茶飯事なので、経済的に余裕があると心にも余裕ができるので多少のことなら許せます」というリアルなコメントがありました。
飼い続けられる環境や覚悟が必要
今回のアンケートで「大型犬を飼う理由」で一番多い答えは、「昔から飼うのが夢だったから」です。
大型犬ならではの存在感や癒やし、頭の良さと人懐こさは、それほど魅力的です。
しかし、実際に買い始めてみると、飼い続けるための環境と覚悟が必要なことが分かります。
大型犬を飼うことを検討するときは、金銭的な状況や、飼育環境についても考える必要がありそうです。