今年の「新成人」は、18歳から20歳が該当。ただし、成人式は20歳限定が主流

[2023/1/5 00:00]

例年の3倍の「新成人」が誕生

2022年4月1日に、民法の一部が改正され、「成人年齢」が20歳から18歳に引き下げられました。

そして、その時点で、18歳以上20歳未満だった人も「成人」となりました。

そのため、2023年の新成人は、「18歳」「19歳」「20歳」が該当します。

新成人の人口は「341万人」で、内訳は18歳が112万人、19歳が113万人、20歳が117万人です。

つまり、例年に比べて、ほぼ3倍に増えることになります。

出典:総務省統計局

「成人式」は20歳限定イベントに

現在、「成人の日」は「1月の第2月曜日」です。

そして「成人の日」には、自治体ごとに「成人式」が行なわれてきました。

しかし、成人の定義が変わってしまったことにより、「成人式」にも影響がでています。

多くの自治体では、「二十歳のつどい」などに名称を変え、20歳になった人を対象としたイベントに衣替えしました。

例えば、東京都千代田区が2023年1月9日に行なう「二十歳のつどい」では、2002年4月2日~2003年4月1日生まれで千代田区在住の人が対象となっています。

つまり、18歳と19歳は「新成人」ではあっても、今年の成人式の対象ではありません。

成人式に参加するときは、もよりの自治体のホームページで、イベントの対象年齢を確認してください。

[シニアガイド編集部]