「2023年版 住みたい田舎ベストランキング」。ライフスタイルに合わせた移住先の選択

[2023/1/21 00:00]

アンケート結果をもとにしたランキング

宝島社の月刊誌「田舎暮らしの本」2023年2月号が、「住みたい田舎ベストランキング」を掲載しています。

「住みたい田舎ベストランキング」は、移住定住の促進に積極的な市町村を対象に、279項目のアンケートを実施。671の自治体からの回答をもとに、田舎暮らしの魅力を数値化したものです。

この記事では、転載が許諾された範囲内で、部門別のランキングを紹介します。

より詳しい内容は、「田舎暮らしの本」2023年2月号をご参照ください。

人口と移住希望者の特性によって28のランキングを用意

今年のランキングは、人口ごとに7つのグループがあり、それぞれに4つの対象者別の順位がつけられています。

つまり、全部で28のランキングがあります。

こうすることで、「かなり人口の少ない地域で子育てをしたい」とか、「ほどほどの大きさの街で定年後を過ごしたい」というニーズで探しやすいランキングとなっています。

「人口1万人未満のまち」

「人口1万人未満のまち」では、4部門のすべてを「北海道沼田町」が独占しました。

出典:宝島社

「人口1万人以上2万人未満のまち」

「人口1万人以上2万人未満のまち」では、「鳥取県琴浦町」が3部門、「高知県四万十町」が1部門を得ています。

出典:宝島社

「人口2万人以上3万人未満のまち」

「人口2万人以上3万人未満のまち」では、「大分県豊後高田市」が4部門を独占しました。

出典:宝島社

「人口3万人以上5万人未満のまち」

「人口3万人以上5万人未満のまち」では、「千葉県いすみ市」が3部門、「島根県雲南市」が1部門を得ています。

出典:宝島社

「人口5万人以上10万人未満のまち」

「人口5万人以上10万人未満のまち」では、「大分県宇佐市」が2部門、「長野県飯田市」「兵庫県豊岡市」が1部門を得ています。

出典:宝島社

「人口10万人以上20万人未満のまち」

「人口10万人以上20万人未満のまち」では、「愛媛県今治市」が4部門を独占しました。

出典:宝島社

「人口20万人以上のまち」

「人口20万人以上のまち」では、「秋田県秋田市」が3部門、「大分県大分市」が1部門を得ています。

出典:宝島社

ライフスタイルに合わせた「まち」の選択を

今回のランキングは、秋田県秋田市のように、県の中心で人口が大きい地域も含まれています。

つまり、「田舎暮らしの本」に出ているからと言って、すべてが田舎であるわけではありません。

どの地方や、どの県というだけではなく、どれぐらいの規模の地域を目指すのか、自分のライフタイルに合わせて検討してください。

最後は、その土地に赴き、自分の足で歩いて雰囲気をつかむことが大切です。

[シニアガイド編集部]