2021年の移住希望地域ランキング、1位は「静岡県」と「広島県」

[2022/2/27 00:00]

2021年の移住希望地域ランキング

認定NPO法人 ふるさと回帰支援センターが、2021年の「移住希望地域のランキング」を公開しています。

2021年は、新型コロナウイルスの影響で、移住セミナーのオンライン開催が多くなりました。

そのため、「窓口で相談した人」と「オンラインを含むセミナー参加者」の2つのランキングを公開しています。

窓口相談では「静岡県」、セミナーでは「広島県」が1位となりました。

窓口相談の1位は「静岡県」

窓口相談のランキング1位は「静岡県」でした。

静岡県は、移住フェアやセミナー、出張相談会等を数多く開催しており、それが窓口相談につながりました。

2位は「福岡県」、3位は「山梨県」が続いています。

  • 1位:静岡県
  • 2位:福岡県
  • 3位:山梨県
  • 4位:長野県
  • 5位:群馬県
  • 6位:広島県
  • 7位:宮城県
  • 8位:岐阜県
  • 9位:栃木県
  • 10位:神奈川県

セミナーの1位は「広島県」

セミナー参加者のランキング1位は「広島県」でした。

広島県は、窓口相談での相談傾向を独自に分析し、県庁自らセミナーを企画しています。

開催回数も多く、年間で39回もセミナーを行ないました。

2位は「愛媛県」、3位は「長野県」が続いています。

  • 1位:広島県
  • 2位:愛媛県
  • 3位:長野県
  • 4位:北海道
  • 5位:福島県
  • 6位:静岡県
  • 7位:和歌山県
  • 8位:佐賀県
  • 9位:新潟県
  • 10位:群馬県

新型コロナで高まる移住への関心

2021年のふるさと回帰支援センターへの相談件数は、過去最多の49,514件でした。

また、移住相談会やセミナー等の開催も562回を数え、過去最多となりました。

セミナーは、オンラインが82%を占めており、主役となっています。

2020年は新型コロナウイルスの影響で、相談やセミナーが減少しました。

しかし、2021年も自粛生活が続いたことで、移住への関心が高まったことが分かります。

出典:ふるさと回帰支援センター
[シニアガイド編集部]