生活情報を広く届けるなら「テレビ」。高齢者限定なら「新聞」
[2023/2/7 00:00]
生活情報を得るメディアのアンケート
NTTドコモ モバイル社会研究所が、「生活情報を得ているメディア」の調査結果を公開しています。
ここで言う「生活情報」とは、趣味やお買い得などの情報を指しています。
言い換えれば、商品の広告を掲載するのに有効なメディアです。
2022年1月に行なわれた調査には、全国の15歳~79歳の男女7,050人が回答しています。
年代を問わずに効く「テレビ」
「生活情報を得ているメディア」として、年代を問わずに選ばれているのは「テレビ」でした。
ほぼすべての年代で40%以上の人が挙げています。
同じように、年代を問わずに存在感があるのは「Web/アプリ」だけです。
「70代」によく効く「新聞」
一方、特定の年代に「生活情報を得ているメディア」として選ばれているメディアもあります。
代表的なのは「新聞」です。
「70代」では35%の人が挙げていますが、「10代」では5.8%に留まっています。
高齢者に限定して生活情報を届けたいときに、最適なメディアの候補が「新聞」なのです。
「10代」と「20代」に効く「SNS」
「新聞」とは逆に、若い人に限定したいときに有利なメディアが「ソーシャルメディア(SNS)」です。
SNSは、「10代」と「20代」では、「テレビ」を超えるメディアとなっています。
しかし、「70代」では13.6%まで下がってしまいます。
「新聞」を高齢者向けのメディアの代表とすれば、「SNS」は若い人向けのメディアの代表と言えるでしょう。