離れて住む家族との連絡方法。60代は「LINE」、70代は「携帯電話」

[2022/9/14 00:00]

別居家族との連絡方法を調査

NTTドコモ モバイル社会研究所が、「シニアの別居家族との連絡方法」について調査結果を公開しています。

2022年1月に行なわれた調査には、全国の60歳~79歳の男女709人が回答しています。

60代の1位は「LINEでのメッセージ」

60代の男女が、別居している家族と連絡を取る手段を聞いています。

男女とも一番多いのは「LINEでのメッセージ」でした。

過去の調査では、「携帯電話での通話」が一番多く、「LINEでのメッセージ」が一番になったのは、これが初めてです。

出典:NTTドコモ モバイル社会研究所

70代の1位は「携帯電話での通話」

70代男女でも、大きな変動が起きています。

これまでは「固定電話での通話」が一番多かったのですが、今回は「携帯電話での通話」になりました。

2位は、女性は「LINEでのメッセージ」、男性は「固定電話での通話」と分かれました。

女性の方が、スマートフォン(スマホ)を使いこなしていることが分かります。

出典:NTTドコモ モバイル社会研究所

70代でも7割が“スマホ持ち”

今回、60代では「LINE」、70代では「携帯電話」が1位になったのは、シニアにスマホが普及したことが影響しています。

今回の調査では、スマホの普及率は60代は91%、70代も70%でした。

60代ではほとんどの人が、70代でも過半数の人がスマホを持ち歩くようになったので、離れて住む家族との通信手段も変わったのです。

今後は、70代でも「LINEのメッセージ」でやりとりする人が増えていくでしょう。

[シニアガイド編集部]