ネットの利用、50代までは「スマホ世代」。60代は82%、70代は54%

[2023/2/20 00:00]

インターネットの利用調査

アプリ会社のLINE(ライン)が「インターネットの利用環境」についての調査結果を公開しています。

2022年10月に行なわれた調査には、15~79歳の男女1,154人が回答しています。

ネットの利用は「スマホ」が主役

インターネットを利用するためのデバイスで一番多いのは「スマートフォン(スマホ)のみ」でした。

「スマホのみ」の人は、回答者の半分を超えています。

次に多いのが「スマホ+パソコン(PC)」で、回答者の4割でした。

「PCのみ」という人は少なく、ほとんどの人が「スマホ」を併用しています。

出典:LINE

回答者の97%が「スマホ」を利用している

デバイス別でのインターネット利用者を見てみましょう。

「スマホ」は97%で、ほとんどの人が利用しています。

「PC」は4割、「タブレット」は2割でした。

「ガラケー(フィーチャーフォン)」の利用者は少なく、今回の調査では1%でした。

出典:LINEのデータをもとに編集部が作成

「50代」までは「スマホ世代」

スマホによるインターネットの利用率を年代別に見てみましょう。

10代から50代までは、95%以上の高い水準となっています。

「50代まではスマホ世代」と言って良いでしょう。

しかし、60代では82%、70代では54%に留まっています。

出典:LINEのデータをもとに編集部が作成

「60代」と「70代」でもスマホの利用が増えている

60代と70代について、スマホによるネット利用率の変化を見てみましょう。

いずれの世代も、過去の調査に比べて、10%以上増えています。

しかも、増加傾向が続いているので、今後もシニア層のスマホの利用が増えるでしょう。

出典:LINEのデータをもとに編集部が作成
[シニアガイド編集部]