ネット経由で買われたお墓の半分以上が「樹木葬」。「納骨堂」も「一般墓」を上回る
[2023/3/20 00:00]
ネットでお墓を購入した人へのアンケート
鎌倉新書が運営するお墓の情報サイト「いいお墓」が、「お墓の消費者全国実態調査」の結果を公開しています。
2023年1月に行なわれたインターネット調査には、「いいお墓」経由でお墓を購入した660人が回答しています。
半分以上が「樹木葬」を購入
最初に、購入したお墓の種類を聞いています。
一番多いのは「樹木葬」でした。
樹木葬は増加が続いており、今回の調査では、全体の半分以上を占めています。
「樹木葬」は、インターネットでお墓を探す人の主流となっています。
次に多いのは「納骨堂」でした。
「納骨堂」が「一般墓」より多いのは、これが初めてです。
「樹木葬」や「納骨堂」なら約70万円
次にお墓の購入価格を聞いています。
平均価格は、「樹木葬」が「66万9千円」、「納骨堂」が「77万6千円」、「一般墓」が「152万4千円」でした。
「一般墓」が一番高く、「樹木葬」と「納骨堂」は、「一般墓」の半額程度で収まります。
なお、「一般墓」の価格は、土地の利用料金と墓石代を合わせた価格です。
内訳は、土地の利用料金が58万9千円、墓石代が107万6千円で、墓石の方がお金がかかっています。
最初に「お墓の種類」を決める
最後に「お墓選びでもっとも重視した点」を聞いています。
一番多いのは「お墓の種類」でした。
お墓の購入を考えるときは、まず「お墓の種類」を決めることから始めることが分かります。
次に多いのは「自宅から霊園までのアクセス」でした。
三番目が「お墓の金額」です。
この順番は、過去5年間変わっていません。
自分でお墓を買うときは、「お墓の種類」「霊園へのアクセス」「お墓の金額」の3つのポイントを押さえて候補を絞ると良いでしょう。