東京都で人が集まるのは23区の周辺部。都民の平均年齢は「46.63歳」
今年1月の都内の人口
東京都が公開した、2023年1月1日付けの人口は「1,384万1,655人」でした。
これは、前年よりも「4万6,732人」増えています。
人口の調査には、いくつかの方法がありますが、これは住民基本台帳をもとにしたものです。
この記事では、資料をもとに東京都の人口の特徴を紹介します。
なお、記事中の人口は、日本人と外国人の合計です。
23区の周辺部に人が集まっている
まず、人口の分布を区市町村別に見てみましょう。
人口が50万人を超えているのは、23区の周辺部が中心です。
これらの区は、面積も広く、都心部のベッドタウンとして機能しています。
また、都下では、面積が広い八王子市が50万人を超えています。
なお、面積に影響されないように、人口密度で見ると、都心部周辺で住宅地の多い区に人が集まっていることが分かります。
23区は平均年齢が若い
東京都民の平均年齢は「46.63歳」でした。
男性は「44.32歳」、女性は「46.89歳」です。
平均年齢は地域による差が大きく、23区は45.07歳ですが、市部は46.79歳、町村部は51.06歳でした。
人口ピラミッドを見ると、40代から50代が一番多い「壺型(つぼがた)」になっています。
20代前半で急に人口が増えているのは、進学や就職などによって上京する人が多いためです。
さらに、80代になると、男性に対して女性が多くなっています。
東京都の人口は、女性が男性よりも24万7,293人も多いのですが、平均寿命の差によって、80代以上の女性が多いことも、その一因でしょう。
東京都の高齢化率は全国より低い
東京都の65歳以上の「老年人口」は「313万17,857人」でした。
人口に対する老年人口の割合を高齢化率と呼びますが、東京都の高齢化率は「22.67%」でした。
2021年の全国の高齢化率は28.9%ですから、東京都はそれを下回っています。
しかし、その東京都でも、多摩地区の市町村や島部では、高齢化率が25%を超えています。
少子高齢化に対しては、都内でも地域の差が大きく、一様に語ることは難しい状況なのです。