「70代」でも、ほぼ8割がスマホ持ち。「60代」は9割を超える

[2023/3/28 00:00]

シニア世代にスマホの普及が進む

70代のスマートフォン(スマホ)所有率が、ほぼ8割に達しました。

NTTドコモ モバイル社会研究所が、2022年3月に行なった調査によれば、スマホの所有率は、70代が79%、60代は93%でした。

この調査は、関東1都6県を対象にした訪問調査で、534人が回答しています。

「70代」でも、ほぼ8割がスマホ持ち

70代のスマホ所有率は、2015年には13%でした。

しかし、2019年にはフィーチャーフォン(ガラケー)の所有率を上回り、2022年には70%に達しています。

今回の調査では、さらに9%増えて「79%」がスマホを所有しています。

ガラケーの所有率は15%、携帯電話を持っていない人は6%まで下がりました。

出典:モバイル社会研究所

9割以上がスマホ持ちの「60代」

一方、60代のスマホ所有率は93%でした。

60代のスマホ所有率は、2021年に80%、2022年には91%に急増しています。

今回、さらに2%増加して93%に達しました。

ガラケーの所有率は5%、携帯電話を持っていない人は3%に留まりました。

60代については、9割以上の所有率が2回続いており、スマホが行き渡った状態と言って良いでしょう。

出典:モバイル社会研究所
[シニアガイド編集部]