シニアがスマホを使い始めたきっかけは「家族のすすめ」
[2022/5/10 00:00]
スマホを使い始めたきっかけを調査
NTTドコモ モバイル社会研究所が、シニアがスマートフォン(スマホ)を使い始めたきっかけを調べています。
2022年1月に行なわれた調査には、関東一都六県の60歳~79歳の男女709人が回答しています。
「家族のすすめ」が最多
シニアがスマートフォン(スマホ)を使い始めたきっかけで一番多いのは、「家族のすすめ」でした。
そして、「周囲にスマホを持っている人が増えた」と「使いたい機能・アプリがあった」が続きます。
3Gサービスの終了も影響
スマホを所有してから2年以内の人は「家族のすすめ」と「フィーチャーフォン(ガラケー)が使えなくなると聞いた」が多く、4割を超えています。
ガラケーが使えなくなると聞いたという回答が多いのは、2022年3月にauの3Gサービスが終了したことも影響しているでしょう。
多くのガラケーは、3Gサービスを利用していたため、そのまま使い続けることができません。
「せっかく機種を変更するのであれば、スマホにしたら」と周囲に勧められるきっかけとなりやすいのです。
一方で、「使いたい機能・アプリがあった」「仕事で必要となった」は、減少傾向にあります。
60代男性は「仕事で必要になった」が多い
スマホを使い始めたきっかけを性別に見ると、男性は「仕事で必要になった」が、女性は「家族からのすすめ」の割合が高くなっています。
特に「60代男性」では、「仕事で必要になった」が、「家族からのすすめ」よりも多くなっています。
シニアがスマホを使い始めるきっかけで一番多いのは「家族からのすすめ」ですが、まだ仕事をしている「60代男性」は、仕事がきっかけとなることも多いのです。