7千人に聞いた終活調査。実行している人は16%、やっている内容は「不用品の処分」
[2023/5/16 00:00]
7千人に聞いた「終活」
相続相談のルリアンが終活についての調査結果を公開しています。
2023年2月から3月にかけて行なわれたインターネット調査には、全国の35歳から79歳の男女7,336人が回答しています。
「終活」をしている人は16%しかいない
回答者のうち、「終活」を行なっている人は「16.1%」しかいません。
年代別に見ると、64歳以下は20%を切っています。
65歳から74歳で、ようやく20%を超え、75歳以上で30%に届きます。
やっている終活は「物の整理・不用品処分」
「終活」として行なっていることを聞いています。
一番多いのは「物の整理・不用品処分」でした。
次に多いのが「エンディングノートの作成などを通じ必要な事柄をまとめている」です。
以下、「保険の見直し・保険を活用した相続対策」と「生前贈与など相続税対策」「遺言書作成」が続きます。
親に望む終活も「物の整理・不用品処分」
最後に、自分の親がしていた「終活」と、親にしておいて欲しかった「終活」の内容を聞いています。
親が生前に行っていた「終活」で一番多いのは「遺言書作成」でした。
一方、親にしておいて欲しかった「終活」で一番多いのは「物の整理・不用品処分」です。
子供の側からすると、手間がかかり、判断に迷うことが多い「物の整理・不用品処分」をすませておいて欲しいと思っていることが分かります。