2022年は、結婚式場の業績が回復。コロナ前の7割まで戻る
[2023/6/9 00:00]
コロナ禍で激減した結婚式
「結婚式場」は、飲食店などともに、新型コロナウイルス感染症で大きな影響を受けた業界です。
経済産業省の調査によれば、2019年に8万6,304組あった取り扱い件数が、2020年には半分以下に減りました。
2022年には、7万3,237組まで回復しましたが、まだコロナ禍前には戻っていません。
新型コロナ前の7割まで回復
しかし、調査会社の東京商工リサーチによれば、全国の結婚式場158社の売上は、2022年には前の年よりも44%も増加しました。
また、前年には赤字だった利益も黒字に転じました。
新型コロナ前の2019年に比べても、売上は約7割、利益は約5割まで戻っています。
予防対策も忘れずに
新型コロナの流行中は、三密回避を理由として、結婚式の自粛が広がっていました。
しかし、2022年からは、結婚するカップルも増え、結婚式の取り扱い件数も戻っています。
2023年は、新型コロナ後の状況を受けて、結婚を伸ばしていたカップルや、結婚式を自粛していたカップルによる結婚式が増加するでしょう。
今年後半からは、結婚式に招かれる機会が増えると思われます。
しかし、まだ新型コロナが過ぎ去ったわけではありません。
出席する場合は、「マスク」の持参や「手洗い」など、状況に応じた予防対策を取ってください。