犬の一生にかかる費用は「388万円」。大型犬と中型犬では100万円以上の差
[2023/8/26 00:00]
一生にかかるお金は「388万円」
クレジットカード会社のモデル百科が、犬の飼育費用についての調査結果を公開しています。
犬を一生飼ったときの費用は、全犬種平均で「388万2,754円」でした。
意外なことにもっとも飼育費が安いのは「中型犬」で、次が「小型犬」です。
もっとも飼育費が高い「大型犬」は、中型犬とは100万円以上の差があります。
「食費」と「消耗費」が6割以上を占める
飼育費の中で、もっとも高いのは「食費」で「138万2,776円」でした。
次いで、消耗品/雑費が「109万173円」です。
この2つで、費用の6割以上を占めます。
以下、医療費、冷暖房費、ペットサロン代などが続きます。
「ペットサロン」という小型犬特有の事情を忘れずに
ほとんどの費用は、小型犬が一番安く、中型犬、大型犬と高くなっていきます。
しかし、小型犬は、「冷暖房費」と「ペットサロン代」が高いため、トータルでは中型犬のほうが安くなります。
特に小型犬は「ペットサロン代」の利用率が高く、1年間に2万円以上の費用がかかります。
犬種を選ぶときは、好き嫌いだけではなく、飼育費の高低や、ペットサロンに通う手間の有無も含めて、よく検討してください。