この夏に熱中症で救急車に運ばれた人が「8万人」を超える。9月に入っても昨年の倍のペースが続く
[2023/9/7 00:00]
この夏の熱中症患者が8万人を超える
総務省消防庁によれば、2023年の5月1日から9月3日の間に、救急車で運ばれた熱中症患者が8万人を超えました。
この夏の熱中症による搬送者(はんそうしゃ)は、「82,854人」で、昨年の「65,185人」を1万7千人も上回っています。
直近1週間でも、昨年の2倍のペース
この夏の救急車による搬送の状況を週単位で見てみましょう。
1週間で1万人を超えていた7月末のピークよりも減りましたが、それでも直近の1週間で「4,195人」が運ばれています。
これは、昨年の「1,323人」の2倍以上のペースです。
9月前半は暑さが続く
気象庁の長期予報によれば、9月前半は、暑い日々が続く可能性があります。
また少し気温が下がっても、湿度が高い日は熱中症の危険があります。
熱中症の対策のポイントである「エアコンの利用」「水分の補給」「涼しい服装」の3つに気をつけてお過ごしください。