2022年の新型コロナの死者は4万7千人。前年の約3倍で「不慮の事故」に並ぶ規模
[2023/10/3 00:00]
昨年の新型コロナの死者は「4万7千人」
2022年の新型コロナウイルス感染症の死者が4万7千人に上ることが分かりました。
厚労省の統計によれば、2022年に新型コロナで死亡した男性は「25,132人」、女性は「22,506人」でした。
男女の合計は「47,638人」です。
これは、2021年の2.8倍、2020年の13.7倍に増えています。
前年の3倍近い、高い死亡率
2022年の新型コロナの人口10万人当たりの死亡率は「39.0」でした。
男性は「42.4」、女性は「35.9」で、男性の方が死亡率が高くなっています。
2022年の死亡率は、2021年の死亡率の3倍近くに上昇しています。
「不慮の事故」と同じ規模の死者が出た
新型コロナの「47,638人」という死者数は、すべての死者数の3.0%にあたります。
例えば、「不慮の事故」の割合が2.8%、「自殺」が1.4%なのに対して、かなり大きな割合を占めています。
新型コロナという病気は、私達にとって、とても大きな災害であったことが分かります。