国民年金保険料が「LINE Pay」で払えるようなりました

[2023/11/5 00:00]

「国民年金保険料」が払えるようになった

スマートフォンを使って決済する「~ペイ」呼ばれるシステムは、日常生活のさまざまな支払いで使用できるようになってきました。

2023年11月1日からは、大手の「LINE Pay」で、「国民年金保険料」が払えるようになりました。

これで、ほとんどの「~ペイ」で、国民年金保険料が払えるようになりました。

現在使用できるのは、次の「~ペイ」です。

  • auPAY
  • d払い
  • PayPay
  • 楽天ペイ(2023年4月17日から)
  • LINE Pay(2023年11月1日から)
  • PayB(PayBと提携している各金融機関が提供する決済アプリを含む)※

※「PayB」で決済するには、連携している銀行やクレジットカードの口座が必要です。

いつでも、どこでも支払いができる

国民年金保険料を「~ペイ」で支払うと、どんなメリットがあるのでしょうか。

まず、「納付書」と「スマホ」があれば、自宅からでも支払いができます。

例えば、支払い期限が近い「納付書」を、郵便局やコンビニに行かずに決済できるのは便利です。

「納付書」のバーコードを読み取って決済できる 出典:日本年金機構

ポイントは付かないのが基本

「~ペイ」での支払いでは、もう一つの利点として「ポイント」があります。

例えば、1,000円分決済すると、1円と同じように使える1ポイントがもらえるシステムです。

使う金額が大きくなればなるだけポイントが溜まりますから、金額が大きい「国民年金保険料」の決済ではポイントに期待したくなります。

しかし、残念ながら、現在のルールでは、「国民年金保険料」はポイントの対象外となっています。

支払いのためのチャージにはポイントが付く

しかし、「国民年金保険料」を決済するときに、まったくポイントが発生しないわけではありません。

例えば、決済用の口座のお金が少ないときに、クレジットカードなどからチャージすれば、ポイントが付きます。

支払いそのものではポイントが稼げなくても、それを払うためのお金をチャージすることでポイントが稼げるのです。

これまで「国民年金保険料」を、郵便局やコンビニで支払っていたならば、「~ペイ」で払うことを検討してください。

[シニアガイド編集部]