子供にスマホを持たせた年齢の平均は「10.6歳」。最多は「12歳」で、中学進学がきっかけか
[2024/3/11 00:00]
スマホを持ち始めるのは「10.6歳」
NTTドコモ モバイル社会研究所が、「子供がスマホを持ち始める年齢」の調査結果を公開しています。
2023年11月に行なわれた訪問調査には、関東一都六県都の小中学生とその親600人が回答しています。
今回の調査結果では、子供がスマホを持ち始める年齢の平均は「10.6歳」でした。
スマホの所有開始年齢は下がり続けていましたが、ここ3年はほぼ同じ結果となっているので低年齢化が止まったと見てよいでしょう。
中学校進学が1つのきっかけか
男女別に見ると、男子も女子も「12歳」が最多でした。
「12歳」は中学校に進学する時期なので、それが一つのきっかけとなっているのでしょう。
なお、12歳の次に多いのは女子が「11歳」、男子は「13歳」と差があります。
わずかですが、女子の方がスマホを持ち始めるのが早いことが分かります。
子供にスマホをいつ持たせるかというのは難しい問題ですし、親と祖父母でも考え方に差があります。
しかし、今回の調査の結果は、一つの参考になる数字でしょう。