離婚をして幸せになった人は「7割」。良かったことは「ストレスの軽減」

[2024/3/12 00:00]

離婚経験者千人へのアンケート

離婚に関する問題を解決する「リコ活」を運営するリライフテクノロジーが、「離婚後の人生の歩みに関する調査」の結果を公開しています。

2023年11月に行なわれたインターネット調査には、離婚経験者1,005人が回答しています。

離婚して良かったことと辛かったこと

まず、「離婚後に良かったと思ったこと」を聞いています。

一番多い回答は、「ストレスが軽減された」で、50%以上の人が挙げています。

「身軽になった」も、ほぼ50%でした。

「自分の自由な時間が増えた」も40%近い人が挙げています。

一方、「離婚後、辛かったこと」では、「特にない」が最多でした。

つまり、あまり辛さを感じていない人も多いのです。

そして、「家計が苦しくなった」が25%、「子どもとの時間が減った」が19%で続きます。

出典:リライフテクノロジー/ゼネラルリサーチ

「離婚後の方が幸福」は7割を越える

「離婚前から離婚後、時間が経ってからの幸福度の推移」を聞いています。

一番多かったのは「離婚前よりも現在の方が高い」で、半分以上を占めました。

次に、「離婚前よりも離婚直後の方が高い」でした。

2つを合わせると、7割以上の人が離婚をして幸せになったと感じています。

出典:リライフテクノロジー/ゼネラルリサーチ

離婚にむけて大切なポイントは「生活資金の確保」

最後に、「離婚に至るまでの過程において、大切なポイントだと感じたこと」を聞いています。

もっとも重要なのは「生活資金の確保」でした。

そして、「子どもの気持ち」と「仕事」が続きます。

代表的なコメントとして、「離婚後、お互いに前向きに生きていけるように収入や住居など身の回りのことはきちんと確保した上で離婚した方がいいと思います(50代女性)」という声がありました。

離婚にあたっては、感情的に別れることを目指すのではなく、離婚後の生活についても考えておく必要があることが分かります。

出典:リライフテクノロジー/ゼネラルリサーチ
[シニアガイド編集部]