ネット経由で買われたお墓の半分近くが「樹木葬」。平均価格は「63万7千円」
[2024/3/14 00:00]
ネットでお墓を購入した人へのアンケート
鎌倉新書が運営するお墓の情報サイト「いいお墓」が、「お墓の消費者全国実態調査」の結果を公開しています。
2024年1月に行なわれたインターネット調査には、「いいお墓」経由でお墓を購入した1,791人が回答しています。
ほぼ半分が「樹木葬」を購入
最初に、購入したお墓の種類を聞いています。
一番多いのは「樹木葬」でした。
樹木葬は増加が続いており、今回の調査では、全体のほぼ半分を占めています。
「樹木葬」は、インターネットでお墓を探す人の主流となっています。
次に多いのは「一般墓」でした。
そして、あまり差がなく「納骨堂」が続いています。
「樹木葬」や「納骨堂」なら約70万円
次にお墓の購入価格を聞いています。
平均価格は、「樹木葬」が「63万7千円」、「納骨堂」が「80万3千円」、「一般墓」が「149万5千円」でした。
「一般墓」が一番高く、150万円ほどになります。
「樹木葬」と「納骨堂」は、その半額程度で収まります。
なお、「一般墓」の価格は、土地の利用料金と墓石代を合わせた価格です。
内訳は、土地の利用料金が47万2千円、墓石代が97万4千円で、土地よりも墓石の方がお金がかかります。
最初に「お墓の種類」を決める
最後に「お墓選びでもっとも重視した点」を聞いています。
一番多いのは「お墓の種類」でした。
お墓の購入を考えるときは、まず「お墓の種類」を決めることから始めることが分かります。
次に多いのは「お墓の金額」です。
昨年までは3位でしたが、今年はお墓の金額を気にする人が増えました。
三番目は「自宅から霊園までのアクセス」でした。
自分でお墓を買うときは、「お墓の種類」「お墓の金額」「霊園へのアクセス」の3つのポイントを押さえて候補を絞ると良いでしょう。