東京都が、家や土地の終活に関するガイドブックを無償公開。住み替えや相続の前に一読を
無償公開されているガイドブック
東京都が、「東京住まいの終活ガイドブック」のPDFファイルを無償公開しています。
このガイドブックは、自宅を所有している高齢者に向けたものです。
ガイドブックを利用することで、自分の住まいへの思いを伝え、家族と家財の整理や話し合いを進めるきっかけになることを目的としています。
ガイドブックでは、住まいの終活に必要な家財整理の進め方や、いざという時に役立つ関連制度、都が設置する相談窓口などがコンパクトに紹介されています。
また、「家財整理の状況チェックリスト」や「住まい・土地の現状把握ノート」のコーナーがあり、実際に書き込んでいくことで家財の整理を進めることができます。
ダウンロード先と印刷された冊子
PDFファイルは、A5サイズ40ページで、住宅政策本部のホームページからダウンロードできます。
通常のファイルのほか、見開き形式のファイルも用意されています。
大きい画面のデスクトップパソコンで見るときは、見開き形式の方が見やすいでしょう。
サイズがA5なので、自分のプリンターで印刷するときは、印刷設定で「A4用紙」にし、「サイズを合わせる」のオプションを選ぶと読みやすい印刷になります。
また、紙に印刷された冊子も、都庁や区市町村の窓口で配布されています。
実例が載っている「東京空き家ガイドブック」もおすすめ
さらに、くわしい情報が必要な場合は、いっしょに無償公開されている「東京空き家ガイドブック」もあわせて読むと良いでしょう。
ダウンロードは、こちらからできます。
こちらは98ページもあり、「適正管理」「有効活用」「発生抑制(予防)」の3つのテーマで、制度や取組を、くわしく紹介しています。
実際の解決事例や相談先も掲載されているので、参考になります。
自分が所有している家や土地について、住み替えや相続を考えるときには、最初にこれらのガイドブックを利用すると良いでしょう。