無料でダウンロードできて、キーボードから入力できるエンディングノート
【お知らせ】この記事は、2017年10月9日に内容を更新しました。
エンディングノートもキーボードで入力したい
エンディングノートは、自分の死後に残す家族にメッセージを残すための手段です。
遺言状のような法的な拘束力はありませんが、カジュアルな形で、自分の歴史、葬儀や墓、今後の家族の生活などの希望を書き残します。
エンディングノートを書いてみたいけど、手書きが苦手という人のために、パソコンのキーボードから入力できるエンディングノートもあります。
後に残す家族のためにエンディングノートを書いておく意志はあっても、紙のノートに手書きで文字を書くことが苦痛で続けられないという人は珍しくありません。また、悪筆なので、家族にきちんとメッセージが伝わるかも不安だという方もいらっしゃいます。
ここでは、無償で公開されているdoc/docx形式のエンディングノートを紹介しています。使用にあたってはパソコンと、マイクロソフト「Office」などのソフトウェアが必要です。
公開されているエンディングノートは無償ですから、いくつかダウンロードしてみて、自分に合った形式を探してみましょう。
また、Officeに関する知識があれば、書式に手を入れることもできます。
最後に、ご自分で制作されたエンディングノートを、無償で公開された方のご好意に感謝いたします。
エンディングノート|Office スタイル カタログ
http://www.microsoft.com/ja-jp/office/2013/stylecatalog/word/word07.aspx
マイクロソフトによる公式テンプレートサイト「Office スタイルカタログ」で公開されているファイルです。docx形式で30ページ。市販品のようなきれいなレイアウトが特徴です。チェックボックスなど機能的に優れています。
自分史部分は7ページと少なめで、家族へのメッセージが中心です。メッセージが読み取りやすい、きれいなレイアウトです。
エンディングノート|ラプラージュ事務所
http://lp-law.net/endingnote_startingnote.html#endingnote_6
doc形式で34ページ。表形式の部分が多いのが特徴です。自分史的な部分は10ページほどに短くまとめられています。
項目がわかりやすく、記入しやすいエンディングノートです。フリーフォーマットで書けるページも用意されています。
行政書士事務所が公開しているエンディングノートなので、財産・相続・後見制度の利用など、家族が知っておきたい部分の情報もきちんと押さえられています。
自分史・エンディングノート無料ダウンロード|百人百想
http://www.100sou.jp/100sou-endingnote.html
docx形式で55ページ。自分史的な要素が強いエンディングノートで、自分史パートが31ページあります。小学校/中学/高校、父/母の記入に、それぞれ1ページずつ割り当てられています。
家族へのメッセージ部分は、表から選択する形が多く、コンパクトで記入しやすくなっています。
エンディングノート無料ダウンロード版|日刊葬儀新聞社
http://recordasia.co.jp/funeral/free_endingnote.php
自分史的エンディングノートの決定版的存在です。doc形式で130ページですが、OpenOffice系のファイル形式であるodt形式のファイルも用意されています。
記入項目が多く、詳細を極めています。各項目に記入していくだけで、くわしい自分の記録が残せます。何を書いて良いのかわからないという方に向いています。