移住相談が多い県ベスト3

[2016/6/25 00:53]

地方移住相談は年に14万2千件

総務省は、平成27年度(2015年度)に、都道府県や市区町村などの自治体が受けた移住相談の内容を公開しています。

地方自治体が受けた移住相談の件数は141,883件でした。

このうち、自治体が設けている移住相談窓口で受け付けたものが108,253件、地方移住に関するイベントで受け付けたものが33,430件でした。

相談件数が多いのは、長野、高知、北海道

相談件数を、都道府県別に集計すると、「長野県」が1番多く、「高知県」と「北海道」が続きます。

相談件数が多い都道府県は、相談窓口を整備するなど移住の勧誘に熱心で、移住希望者の関心も高いといえるでしょう。

都道府県別の移住相談件数

相談内容は「住まい」「仕事」「移住者支援制度」

移住相談窓口に寄せられた移住希望者の関心事項は、「住まい」が1番多く、「仕事」と「移住者支援制度」が続きます。

以下、「気候・自然条件」「教育・子育て」「日常生活環境(買い物、図書館、上下水道)」が上位に入っています。

移住希望者にとっては、住まいをはじめとする日常生活を送る上での支援、そして就労に関心が高いようです。

相談内容からみた移住希望者の関心事項
[シニアガイド編集部]