80%以上のドライバーは「運転できるのは75歳まで」と思っている
[2016/7/9 02:01]
「自分は何歳まで自動車を運転ができると思うか」
コイン駐車場Timesを運営している「パーク24」が、自社のポイント会員に行なったアンケート結果が公開されています。
有効回答者数は、8,021人でした。
アンケートの中に「自分は何歳まで自動車を運転ができると思うか」という質問があります。
一番多い回答は「66歳~70歳」でした。
そして「71歳~75歳」と「61歳~65歳」が続きます。
回答者全体を見ると、その80%は「75歳以下」の年齢を答えています。
このあたりが自動車を運転できる年齢の上限として、一般的に考えられている年齢のようです。
しかし、回答者を60代以上に限ってみると、「75歳以下」の年齢を答える人は62%に減ります。
80歳以上の年齢を回答する人も13%に増え、生涯運転し続ける意欲が感じられます。
若い頃は、ある程度の年令になったら運転を止めるだろうと考えているのですが、いざ自分がその年齢になると、運転を止める気がなくなることがわかります。
自動車の運転には危険が伴う
しかし、自動車の運転には危険が伴います。
例えば、このアンケートでも「クルマを運転中にヒヤッとした経験がありますか」という質問には、96%の人が「ある」と回答しています。
ヒヤッとした経験の内容は、「急な飛び出し」や「前のクルマの急ブレーキ」が多く、いずれも、とっさの判断と行動が求められる状況です。
高齢になって運転を続けるかどうかを判断するには、こういう状況に対して、自分が対応できるかどうかをよく考える必要があります。
また、家族による指摘や、免許更新時の検査など、第三者の目によって、自分の運転能力を判断してもらうことが必要でしょう。