「戌年(いぬどし)」生まれは「976万人」。還暦を迎える人は「154万人」
[2018/1/1 08:36]
2018年は「戌年(いぬどし)」です。
自分の生まれ年を、十二支(じゅうにし)で表現する機会は少なくなりましたが、まだ「あなたは何年(なにどし)生まれ」という言い方は、かろうじて残っています。
ここでは、総務省統計局の資料を基に、戌年生まれの人口について見ていきましょう。
戌年生まれは一番少ない
2018年1月1日時点での日本の人口は「1億2,660万人」、そのうち、戌年生まれは「976万人」で、総人口の7.7%を占めています。
この7.7%というのは、十二支別にみると、一番少ない割合です。
去年(2017年)の1月1日時点では、酉年(とりどし)が一番少なかったのですが、酉年には、2017年生まれが加わったので、戌年の方が少なくなりました。
ちなみに一番多いのは「丑年(うしどし)」で、8.7%を占めています。
昭和45年生まれの48歳が一番多い
戌年生まれの男性は「475万人」、女性は「502万人」で、女性の方が27万人多くなっています。
また、生まれ年別では、「1970年(昭和45年)」生まれで、今年48歳になる人が一番多く、189万人です。
一番新しい戌年である「2006年(平成18年)」生まれの人は、108万人です。少子化の傾向は、こういうところにも表れています。
60際の還暦を迎える「1958年(昭和33年)」生まれの人は、154万人です。
昔と違って、現在の60歳は、まだまだ現役です。
しかし、会社勤めの方は、定年に設定されていることが多い年齢でもあります。
人生の節目として、新しいことに挑むべき年齢なのでしょう。
【お知らせ】この記事は2018年6月5日にデータを更新しました。