シニアのスマホ利用率が5割、LINE利用率が4割を超える

[2017/12/22 00:00]

ソニー生命保険が「シニアの生活意識調査」の結果を公開しています。

この調査は、年に1度、50~79歳の男女にインターネット調査を行ない、1,000名の有効サンプルを集計したものです。

今回のレポートは、2017年11月に行なわれた調査の結果です。

テーマが多岐に渡っているため、ここでは「スマートフォンとSNSの活用」について紹介します。

シニアのスマホ利用率が4割に

「スマートフォン」を利用しているシニアは「53.0%」で、過半数を越えました。

スマートフォンの普及率は、昨年の40.9%に比べて、13%も上昇しており、普及が加速していることがわかります。

一方、「タブレット端末」の利用者は「22.7%」に留まりました。

昨年の19.5%から3%増えましたが、スマホのような急激な普及はしていません。

出典:ソニー生命

「LINE」ユーザーが増加中

SNS/コミュニケーション系のアプリでは、「LINE」の普及が目立ちます。

「LINE」の利用率は「41.5%」で、昨年の30.8%に比べて、10%以上増えています。

一方、「Facebook」は「25.8%」で、昨年の24.2%から、ほぼ横ばいになっています。

過去5年分を見ても、LINEが増え続けている一方で、Facebookは横ばいの状態が続いています。

出典:ソニー生命

スマホの普及が続く見込み

スマホを使っている530人の限定して、「スマホの使い方」を聞いています。

今回のアンケートでは、調査対象が50歳からと、比較的若いこともあって、スマートフォンの普及

一番多いのは「通話」で、あまり差がなく「メール」が続きます。

以下、「インターネット検索」「ニュース閲覧」「写真撮影」などが主な用途として挙がっています。

LINEなどの「メッセージアプリ」は8位で、まだ使っていない人も多く、普及の途中と言って良いでしょう。

出典:ソニー生命

【お知らせ】この記事は2017年12月22日に内容を更新しました。

[シニアガイド編集部]