シニアが大事にしている家庭内イベントは「家族の誕生日」と「結婚記念日」
シニア向け宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」が、「シニアのイベントに関する意識調査」の結果を公開しています。
50代以上の自社会員1,581人を対象にした、インターネットアンケートです。
「イベント」という言い方をしていますが、アンケートの内容は、家庭で行なわれる行事についての質問が中心です。
家庭でのイベントを大事にしている人は6割
家庭でのイベントについて、「大事にしている」人は、全体の59%でした。
「どちらともいえない」は36%、「大事にしていない」が5.3%でした。
「大事にしていない人」はごく少なく、多くの人は家庭でのイベントを意識していることが分かります。
「誕生日」や「結婚記念日」は大事にしている
誕生日や結婚記念日など、「自分や家族にまつわるイベント」について、意識しているかどうかを聞いています。
大事にしている割合が高いのは、男女とも「配偶者・パートナーの誕生日」で68%の人が意識しています。
男性の2位は「結婚意念日」ですが、女性の2位は「子供の誕生日」で、男女間で差があります。
また、女性は男性よりも「自分自身の誕生日」を意識しています。
結婚記念日には旅行やプレゼントで祝う
「結婚記念日」や「配偶者・パートナーの誕生日」に関するコメントも多く寄せられています。
やはり、旅行や定番のプレゼントなどで祝う人が多いようです。
- 結婚記念日には、近場で一泊旅行に行く(50代男性)
- 結婚記念日には必ず薔薇の花束を贈る。そして数年に一回旅行に行く(70代以上男性)
- 結婚記念日、お互いの誕生日などはどこかに泊まってお祝いする(60代女性)
- 妻の誕生日にはショートケーキを食べる(50代男性)
- 私の誕生日が6月で気候がいいので、主人と旅行に出かける。もう20年前からの行事(60代女性)
- 新しいカレンダーには、必ずお互いの誕生日・親の命日・結婚記念日を記入する(70代以上男性)
「お正月」と「お盆」は大事な年中行事
「年中行事に類するイベント」では、やはり「お正月」が1位で85%の人が意識しています。
2位は「お盆」で58%でした。
3位「クリスマス」、4位「節分」、5位「お彼岸」までが40%を超えています。
男女差を見ると、「クリスマス」や「バレンタインデー」に対して男性の関心が低いことが分かります。
特に「バレンタインデー」については、女性の43%が意識していますが、男性は26%しか意識していません。
年代別では、70代以上では「お正月」や「お盆」など伝統的な行事への関心が高く、50代では「クリスマス」や「バレンタインデー」など、比較的新しい行事への関心が高くなっています。
同じシニア層でも、年代によって年中行事への思い入れに差があることがわかります。