副業をしている正社員は16%、契約社員は24%

[2017/2/27 00:00]

ダブルワークについてのアンケート

人材派遣の『エン派遣』が、「ダブルワーク」についての、アンケート結果を公開しています。

このアンケートには、サイト利用者3,232名が回答しています。

「ダブルワーク」は「Wワーク」とも略称されていて、メインの仕事とは別の副業を指します。最近の求人情報では「Wワーク可」「Wワーク不可」などと書かれていることが少なくありません。

この記事では「Wワーク」について、「副業」という呼び方で統一します。

副業をしている人は5人に1人

「現在、副業をしている」人は19%でした。

出典:エン・ジャパン

雇用形態別に見ると、「派遣社員」「契約社員」「アルバイト」は23%~24%が、「正社員」でも16%が副業をしています。

過去にしていた人も含めると、回答者の半分以上は副業の経験があります。

出典:エン・ジャパン

副業の目的は「収入」

「副業をした理由」では「副収入が必要」が一番多く、68%でした。

やはり一番の目的は収入を増やすことです。

2位は「空いた時間の活用」で、3位は「貯金をしたい」でした。

出典:エン・ジャパン

お金にはなるけど、体力とスケジュール管理はきつい

「副業をした感想」では、「副収入が得られてよかった」が1位でした。

2位以下は、「良い経験になった」「体力的に大変だった」などが続きます。

出典:エン・ジャパン

副業成功のポイントは「無理をしない」

「副業を成功させるポイント」では、「メインの仕事に支障のない条件を選ぶ」が1位になっています。

以下「体力的に無理をしない」、「勤務日や時間の調整がしやすい仕事を選ぶ」が続いています。

全体的に、本業に影響が及びにくい条件を選ぶことなど、体力的/精神的に無理をしないことを条件としている人が多くみられます。

出典:エン・ジャパン

副業を始める前に確認すること

正社員の副業を許す会社も増えてきていますが、まだ多くの会社の社内規定は副業を禁止しています。

いろいろな理由で副業を検討するときは、まず自社の社内規定の確認から始めましょう。バレること恐れてビクビクしながら仕事をしていては仕事にも差し支えます。

また、副業経験者も指摘しているように、副業を選ぶときは、自分の体力や時間的余裕から、無理のない条件を決めてから仕事を探しましょう。

副業をすることによって、体力や時間に余裕がなくなり、本業に影響しては意味がありません。

[シニアガイド編集部]