男性と女性では、ストレスの理由も、その解消法も違う

[2017/6/10 00:00]

ストレスに関する意識調査

情報インフラ運営会社のプラネットが「ストレスに関する意識調査」の結果を発表しています。

アンケートはインターネット上で行なわれ、4,156人が回答しています。

ふだんストレスを感じている人は約7割

「ふだんストレスを感じることがある」人は「69%」でした。

約7割の人は、何らかのストレスを感じています。

出典:資料を基に編集部が作成

年代別に見ると、男女ともに年代とともにストレスを感じる人が増え、40代から50代でピークに達します。

男性では50代、女性では40代が、もっともストレスが多い世代です。

そして、60代になると、男女ともストレスが減ります。

特に男性は、ストレスを感じる人が大幅に少なくなり、半分以下になります。

男女で異なるストレスの理由

「ストレスを感じる状況」を、男女別に5位まで挙げています。

男性は、「仕事」がらみの項目が多く、5つのうち3つを占めています。

それに対して、女性はプライベートがらみの項目が多く、仕事関係は入っていません。

男女の働く状況や、価値観の違いが、ストレスの原因にも影響しているようです。

出典:プラネット

ストレスの解消法の1位は「寝る」

「ストレスの解消法」の1位は、男女とも「寝る」でした。

しかし、2位以下は大きく異なります。

男性は、「お酒を飲む」「テレビを観る」「深呼吸をする」「タバコを吸う」が上位にはいっています。

男性は、お酒やタバコという嗜好品で気を紛らわせる人が、女性よりもずっと多くなっています。

出典:資料を基に編集部が作成

それに対して、女性は「好きな物を食べる」「テレビを観る」「音楽を聴く」「家族や友人とおしゃべりする」が上位となっています。

「好きな物を食べる」「家族や友人とおしゃべりする」は、女性が好むストレスの解消法で、男性よりも多くの人が挙げています。

出典:資料を基に編集部が作成

パートナーのストレスと、その解消方法に理解を

男性と女性では、ストレスの原因も、その解消方法も異なります。

そのため、「何が原因で怒っているのかわからない」とか、「お酒ばかり飲んでいる」、「どうしてああおしゃべりばかりしているのだろう」など、お互いに不満を持つことも多いでしょう。

夫婦やパートナーの間でも、相手にストレスが溜まっている兆候が見えたら、その理由を聞いてみましょう。

ひょっとしたら、思ってもいなかったことが、パートナーのストレスの原因になっているかもしれません。

[シニアガイド編集部]