男性と女性では、ストレスの理由も、その解消法も違う
ストレスに関する意識調査
情報インフラ運営会社のプラネットが「ストレスに関する意識調査」の結果を発表しています。
アンケートはインターネット上で行なわれ、4,156人が回答しています。
ふだんストレスを感じている人は約7割
「ふだんストレスを感じることがある」人は「69%」でした。
約7割の人は、何らかのストレスを感じています。
年代別に見ると、男女ともに年代とともにストレスを感じる人が増え、40代から50代でピークに達します。
男性では50代、女性では40代が、もっともストレスが多い世代です。
そして、60代になると、男女ともストレスが減ります。
特に男性は、ストレスを感じる人が大幅に少なくなり、半分以下になります。
男女で異なるストレスの理由
「ストレスを感じる状況」を、男女別に5位まで挙げています。
男性は、「仕事」がらみの項目が多く、5つのうち3つを占めています。
それに対して、女性はプライベートがらみの項目が多く、仕事関係は入っていません。
男女の働く状況や、価値観の違いが、ストレスの原因にも影響しているようです。
ストレスの解消法の1位は「寝る」
「ストレスの解消法」の1位は、男女とも「寝る」でした。
しかし、2位以下は大きく異なります。
男性は、「お酒を飲む」「テレビを観る」「深呼吸をする」「タバコを吸う」が上位にはいっています。
男性は、お酒やタバコという嗜好品で気を紛らわせる人が、女性よりもずっと多くなっています。
それに対して、女性は「好きな物を食べる」「テレビを観る」「音楽を聴く」「家族や友人とおしゃべりする」が上位となっています。
「好きな物を食べる」「家族や友人とおしゃべりする」は、女性が好むストレスの解消法で、男性よりも多くの人が挙げています。
パートナーのストレスと、その解消方法に理解を
男性と女性では、ストレスの原因も、その解消方法も異なります。
そのため、「何が原因で怒っているのかわからない」とか、「お酒ばかり飲んでいる」、「どうしてああおしゃべりばかりしているのだろう」など、お互いに不満を持つことも多いでしょう。
夫婦やパートナーの間でも、相手にストレスが溜まっている兆候が見えたら、その理由を聞いてみましょう。
ひょっとしたら、思ってもいなかったことが、パートナーのストレスの原因になっているかもしれません。