60歳以上のスマホ所有率は48.2%
【お詫びと訂正】記事の初出時に、スマホの機種名調査について、別の調査である旨の記述がなく誤解を招きやすい内容となっていました。お詫びするとともに、2018年2月2日付けで内容を訂正させていただきました。
調査会社のMMD研究所が、「2017年シニアのスマートフォン利用に関する調査」の結果を公開しています。
この調査は、60歳~79歳の男女4,244人を対象に2017年6月に行なわれました。
シニアのスマートフォン所有率は48.2%
普段利用している携帯電話は、「スマートフォン(スマホ)」が一番多くなっています。
「シニア向けスマートフォン」と合わせると、「48.2%」のシニアがスマホを利用しています。
過去2年間を通じて、スマホのユーザーは増えており、シニア層にもスマホが普及していることが分かります。
一方、「フィーチャーフォン(ガラケー)」と「シニア向けフィーチャーフォン」を合わせると「45.7%」でした。
昨年まで、50%を超える人がフィーチャーフォンを使っていましたが、ついに半分を切りました。
なお、「シニア向け」の機種を持っているシニアは5.5%に留まっており、シニアも一般の機種を使っていることが主流です。
60代は50%を超える
スマホの所有率を年代別に見ると、60代が51.9%、70代が35.7%でした。
60代ではスマホが50%を超えています。
機種別ではIPhoneが最多
さらに、723人を対象として、スマホの機種について、もう少し詳しい調査も行なっています。
それによれば、所有しているスマホは、iPhoneが329人、Andriodが394人でした。iPhoneが4割以上を占めており、人気の高さがうかがえます。
機種/ブランド別では、iPhoneシリーズが「iPhone 6/6 Plus」、Androidは「Xperia」が一番多くなっています。
スマホへの乗り換えは今後も続く
スマホユーザーで、「フィーチャーフォンへ戻りたい」と思っている人は1.3%に留まっています。
一方、フィーチャーフォンユーザーのうち15.6%は、「次に買い替えるならスマホにする」と回答していますから、フィーチャーフォンからスマホへの乗り換えは、しばらく続くでしょう。