2017年下半期の転職市場は更なる活況、求人の増加止まらず
[2017/7/5 00:00]
転職サイトによる下半期の市場予想
転職サイト「DODA」などを運営するパーソルキャリアが、「転職市場予測2017下半期」を公開しています。
この予想は、2017年7月から12月の転職市場に対する展望を示したものです。
求人市場は好調。求人が減る分野はなし
求人市場全体に対しては『上半期に引き続き増加傾向にあり、転職希望者にとって売り手市場が続くでしょう』と予想しています。
11の業種ごとに示した求人数の増減では、「減少する分野は無い」としています。
「求人数が上昇」と予想されているのは、「電気・機械」「人事・経理・法務」「企画・マーケティング」「クリエイティブ」の4分野でした。
「求人数がゆるやかに上昇」と予想されているのは、「化学・素材」「メディカル」「販売・サービス」の3分野でした。
「ほぼ変わらない」という予想は、「IT・通信」「建築・土木」「金融」「営業」の4分野です。
企業は自ら考え実行に移せる人材を求めている
「DODA」の大浦征也編集長は、転職者に対して、次のようにアドバイスしています。
転職市場では転職希望者に有利な売り手市場が続いていますが、企業は、仕事や商品、サービスにどのような付加価値をつけることができるか、自ら考え実行に移せる人材を求めています。また、転職活動では多くの場合、入社したらどのような仕事がしたいかを聞かれます。
企業や業界を取り巻く環境変化を踏まえ、そこで自分はどのように貢献をしたいのか、どのように価値発揮をしたいのか、という見解を話せるようになると、より希望に沿った転職が実現できるのではないでしょうか。