知っておきたい「ナシ婚」経験者の本音
「ナシ婚」経験者へのアンケート
結婚式場選びの口コミサイト「みんなのウェディング」が、「ナシ婚の結婚式観」の調査結果を公開しています。
「ナシ婚」は、「入籍はするが結婚式はしない」とスタイルを表した言葉で、若年層で増加していると言われています。
今回のアンケートでは、「20~39歳で入籍後3年以内の既婚女性」「挙式・披露宴両方とも行なっておらず、現時点でその予定はない」「世帯収入が400万円以上」という条件の回答者311人を対象としています。
つまり、金銭的な理由だけではなく、積極的に「ナシ婚」を選択した人たちです。
4割以上が結婚式に前向き
「結婚式が行なえる機会があれば、行ないたいと思うか」という質問に、41.1%が「行ないたい」と回答しています。
4割以上の人は、結婚式を行なうことに対して前向きです。
写真とウェディングドレスが心残り
「結婚式をしていないことの心残り」という質問では、「写真など形に残したかった」が一番多い回答でした。
2番目は「ウェディングドレスが着たかった」で、3番目には「心残りはない」が入っています。
写真やウェディングドレスへの思いが残っている人と、納得して心残りがない人に分かれているようです。
「少人数」「カジュアル」「シンプル」がキーワード
「今後やりたい結婚式のイメージ」を聞いています。
まず、「身近のみでこぢんまりしたい」「本当に仲の良い友人だけ招待したい」が多く、少人数の式を希望しています。
また、「特別なことはせず、日常の延長で祝いたい」や「あまり目立ちたくない」という希望もあります。
全体のイメージとしては、「カジュアルな結婚式」「シンプルな結婚式」という言葉も人気があります。
親世代のイメージを押し付けない
実際に「ナシ婚」を選択している回答者でも、4割以上の人は、機会があれば結婚式を挙げても良いと考えています。
しかし、この場合の結婚式は、小規模でカジュアルなパーティのようなイメージであって、人をたくさん集めて披露宴を行なうような大規模でフォーマルな式は望まれていません。
子供世代が結婚する際には、自分たちのような式を目指すのではなく、その世代なりのスタイルがあることを覚えておきましょう。