平均寿命が過去最高を更新。男女とも、香港に次ぐ世界2位
[2017/7/28 00:00]
男女とも過去最高を更新
日本人の「平均寿命」が過去最高を更新し、女性は87.14歳、男性は80.98歳となりました。
平均寿命の前年との差を死因別に見ると、男女とも悪性新生物(癌)、高血圧性を除く心疾患、脳血管疾患および肺炎などの死亡率の変化が平均寿命を延ばす方向に働いています。
平均寿命と平均余命
成人があと何年生きるかを見るときは、平均寿命なら自分の年齢を引くのではなく、自分の年齢に近い平均余命を見ます。
例えば、50歳男性の平均余命は32.54年ですから、82.54歳が寿命の目安となります。
諸外国との比較
平均寿命は、その国の保健や福祉の水準を総合的に示す指標です。
つまり、平均寿命が長いということは、その国の医療や保健などの水準が高いことを表しています。
諸外国の平均寿命を比べると、2016年は、香港が女性が87.34年、男性が81.32年で、いずれも1位でした。
日本人の平均寿命は、男性、女性とも香港に続く2位でした。
女性は去年に引き続いての2位で、男性は昨年は4位から2つ順位が上がっています。