住宅ローンを組む単身女性の平均年齢は42歳。年収は300万円台が最多
[2017/8/1 00:00]
単身女性の住宅ローン利用状況
住宅ローン専門金融機関の「ARUHI(アルヒ)」が、「単身女性の住宅ローン利用状況調査」結果を公開しています。
調査対象は、2016年にARUHIの「フラット35」住宅ローンを利用した、単身女性495名です。
グラフはARUHIのデータを基に編集部が作成しました。
住宅購入時の年齢は平均42歳
ローン対象となった住宅を購入時の平均年齢は42歳でした。
年代ごとに見ると「40代」が最も多く、「30代」と「50代」が続きます。
30代から50代が住宅を購入する中心となっており、9割近くを占めています。
購入時の年収は「300万円台」が最多
住宅を購入した時点の年収は「300万円台」が一番多く、「200万円台」と「400万円台」が続きます。
6%ですが、「100万円台」の年収で購入した例もあります。
購入時の職種は、「会社員」が68%と多くなっています。
しかし、「自営業」をはじめ、「派遣社員」「パート等」「短期社員」の購入実績もあります。
購入金額は平均2,596万円
住宅の平均購入金額は「2,596万円」でした。
そのうち、ローンの借入金額の平均は「2,186万円」です。
購入金額と借入金額は、年収にほぼ比例して増えていきます。
住宅ローンの敷居は低くなっている
今回調査を行なったARUHIは、女性専用の住宅ローン製品を用意するなど、女性が主債務者となる住宅ローンに力を入れています。
今回の調査でも、幅広い年収や職種の単身者が住宅ローンを組んでいることが分かりました。
単身者の場合、賃貸派と持ち家派のどちらを選択するかは悩ましいところですが、住宅ローンを組むために必要な条件については、意外と敷居が低いことが分かります。