転職成功者のうち、「40歳以上」の割合は15.7%
[2017/8/9 00:00]
転職者の平均年齢は「32.1歳」
転職サービス「DODA(デューダ)」が、「転職成功者の年齢調査」の結果を公開しています。
2017年上半期(2017年1~6月)の転職者の平均年齢は、前回調査から、0.4歳下がって「32.1歳」でした。
ここ数年転職年齢は上昇傾向にありましたが、今回の調査で変化が表れています。
「40歳以上」の転職者はマイナス0.5%
年代別に見ると、20代の転職者が増えた一方で、30代以上の割合が下がっています。
「40歳以上」も0.5%下がり、「15.7%」でした。
「5年先/10年先を見据えた選択を」
今回のトレンドの変化について、DODA編集長 大浦 征也氏は、次のようにコメントしています。
2017年1~6月の6カ月間は、特に20代の転職が活況であったことがうかがえます。この背景には、新卒人材の採用が予定通りに充足できていない企業などで、新卒向けのポジションを第二新卒者まで広げて募集を進めるケースが増えたことが挙げられます。
さらに現在、求人数は増え続けており、転職希望者にとっては選択肢の豊富な“売り手市場”にあって、応募条件を緩和する求人は増加傾向にあります。
(中略)
このように年齢を問わず、希望の働き方や多様なキャリアプランを模索しやすい時期だからこそ、これから転職に臨む方は、目指すキャリアの方向性を定めておくことをおすすめします。
専門分野を突き詰めていきたいのか、あるいは新たな領域での躍進を図りたいのかなど、今、目の前にある課題解決のためだけでなく、5年先/10年先を見据えた選択を行なうことができれば、より納得感の高い転職をかなえることができるでしょう。