健康意識が高い「宮城県」、病院嫌いな「石川県」

[2017/8/15 00:00]

全都道府県の健康意識調査

化粧品/医薬品メーカーの「アンファー」が、全国47都道府県の健康意識の調査結果を公開しています。

このアンケートは、各都道府県100人ずつを対象とし、男女や年齢も揃えた大規模なアンケートです。

結果は、いくつかのランキングの形で公開されていますので、そのうち2つを紹介します。

健康意識が高い「宮城県」、一番低い「秋田県」

「健康意識高い県ランキング」の1位は「宮城県」でした。

2位は「三重県」、3位は「大阪府」が入っています。

「東京都」は7位でした。

ランキングの最下位は「秋田県」です。

1位の「宮城県」と、最下位の「秋田県」は県境を接しているご近所同士ですが、健康に対する県民性には大きな違いがあるようです。

例えば、「食生活に気を付けている」人は、宮城県では54.5%、秋田県では40.9%でした。同じように、「体重・体脂肪・血圧などをチェックする」では、48.1%と31.8%と大きな差があります。

出典:アンファー
出典:アンファー

病院嫌いな「石川県」、病院好きな「広島県」

「病院嫌いな県ランキング」は、「病院・クリニックにはなるべく行きたくない」と答えた人の割合を見ています。

1位は「石川県」でした。

2位は「群馬県」、3位は「新潟県」と「静岡県」が並んでいます。

石川県民が、病院に行きたくない理由の1位は「治療費をなるべく払いたくない」でした。

また、「いつも混んでいる・待たされたくない」も2位に入っています。

ただし、「病状にかかわらず同じかかりつけ医に行く」という数値は高いので、顔なじみの医者とそれ以外の病院では差があるのかもしれません。

「病院嫌いな県ランキング」の最下位は、「広島県」でした。「東京都」も44位に入っており、病院好きな傾向がうかがえます。

出典:アンファー
出典:アンファー
[シニアガイド編集部]