2017年3月の人口は「1億2,675万人」。1年前から19万人減少
[2017/8/22 00:00]
1年前に比べて約19万人減少
総務省統計局が、2017年3月時点の総人口を公開しています。
今回の数字は確定値なので、1人単位まで算出されています。
日本の総人口は、「1億2,675万4,740人」でした。
1年前に比べて、約19万人減っています。
日本人の人口は、「1億2,483万1,145人」でした。
こちらは1年前に比べて、約34万人減っています。
日本人だけで見ると、人口の減少が、より激しいことが分かります。
高齢化率は「27.5%」で、上昇が続く
総人口を、「年少人口」「生産年齢人口」「老年人口」の3区分ごとに見てみましょう。
15歳未満の年少人口は、1年前に比べて約17万人減り、1,570万人でした。
15~64歳の生産年齢人口は、約63万人減り、7,621万人です。
65歳以上の「老年人口」は、約61万人増えて、3,484万人でした。
老年人口が総人口に占める割合を「高齢化率」と言います。2017年3月時点の高齢化率は「27.5%」でした。
日本の高齢化率は世界一の水準ですが、さらに上昇し続けています。
男女とも「65~69歳」が一番多い
5歳単位で区切った年齢分布を見てみましょう。
男女とも、「65~69歳」の人口が一番多くなっています。
この年代は「団塊の世代」と呼ばれる世代で、男性は「492万人」、女性は「525万人」でした。
次に多いのが「40~44歳」と「45~49歳」で、「団塊ジュニア」や「ポスト団塊ジュニア」などと呼ばれる年代です。
また、男女別に見ていくと、「50~54歳」までは男性の方が多く、「55~59歳」からは女性の方が多くなっています。
特に「80歳以上」では、その差がはっきりと表れています。