万一の時に「退職をして介護に専念したい」勤め人は2%しかいない
[2017/9/3 00:00]
介護に関するアンケート
転職求人サイト「ミドルの転職」が、「仕事と介護の両立」についてアンケート結果を公開しています。
「介護の必要に迫られた場合、仕事を続けたいと思いますか」と質問したところ、「仕事を続けたい」と回答した方が79%でした。
ほとんどの人が介護による退職を希望していません。
「わからない」が19%、「退職をして介護に専念したい」は2%でした。
介護に理解がある勤務先は21%
「勤務先は仕事と介護の両立に理解がありますか」という質問に、「理解がある」という
回答は21%しかありません。
「理解がないと思う(何とも言えない、含む)」は79%でした。
社内の制度や規則の整備が重要
では、どんな会社が「仕事と介護の両立に理解がある」と判断されているのでしょう。
アンケートでは「介護休業・休暇制度など、制度や規則が整っている」、「相談できる体制がある」「出社できない場合でも、フォローできる体制がある」の3つが評価されています。
従業員の介護離職を防ぐためには、仕事と介護を両立するための社内体制の整備が重要であることが分かります。