65歳以上で働き続けている技術職の平均月収は「29万2千円」

[2017/9/6 00:00]

65歳以上で実際に働いている人へのアンケート

求人サイト「fabcross for エンジニア」が、65歳以上で働いている人のアンケート結果を公開しています。

「とても働きたい」「ある程度は働きたい」という意欲があり、実際に週1日以上働いている、65歳以上の男性160人/女性40人が回答しています。

要素数は少ないものの、エンジニア向け求人サイトらしい特徴が表れた、面白い結果が出ています。

「起業している」人が30%もいる

「現在の仕事を見つけた手段」を質問しています。

一番多い回答は、「自分で起業した」で、30%もいます。

腕に覚えがある技術職が多い、エンジニア向けサイトならではの回答と言えるでしょう。

二番目に多いのが「取引先・仕事仲間・知人などの紹介」で、14%でした。現役時代の人脈の重要さが分かります。

三番目が、「元の会社で退職した後に再雇用」でした。「定年を延長」と合わせると、21%の人は元の会社に勤めています。

出典:データを基に編集部が作成

収入の平均は「29万2千円」

現在の月収は、「10~20万円」が多く、次が「20~30万円」でした。

人数が多いのは「5万円~40万円」の範囲で、平均は「29万2千円」でした。

「100万円以上」という人も3%います。

出典:データを基に編集部が作成

「自分の能力/経験が活かせる」ことが一番大事

「現在の仕事」と「希望している仕事」のそれぞれについて特徴を聞いています。

両方で、一番多いのは「自分の能力/経験が活かせる」でした。

しかし、二番目以降はかなり異なっています。

例えば、現在の仕事では「経験のない業種/職種」の割合が高くなっていますが、「希望している仕事」では、ずっと少なくなっています。

つまり、これまでと異なる業種/職種に就いた人は、現役時代と同じ業種/職種に戻りたいと思っているようです。やはり、自分の経験が活かしやすく、手慣れた仕事が働きやすいということでしょう。

出典:データを基に編集部が作成

逆に、「希望している仕事」では「自宅から通いやすい」と「勤務日数の融通が効く」を重視する人が増えています。

65歳以上という年齢もあって、通勤の負担が軽く、自分の体調に合わせやすい仕事を希望する人が増えるのでしょう。

出典:データを基に編集部が作成

求められていれば、働き続けることができる

「今も定期的に働けている理由」を聞いています。

20%以上の人が挙げている、上位の回答を並べてみましょう。

  • 自分の専門的な能力・スキルが求められているから
  • 自分のこれまでに残した実績が評価されているから
  • 自分の健康面に不安がないから
  • 自分が業務内容などの面で満足しているから

技術職は、人から求められていると自負できるだけの能力やスキルを持っていることが、一番大事な要素です。

そして、過去に残してきた実績、健康な身体、そして自分が満足して働ける仕事の内容が、65歳以上になっても働き続けられる理由のようです。

これだけの要素が揃っていれば、年齢に関わりなく楽しく仕事ができるのは間違いありません。

[シニアガイド編集部]
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